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2007.08.01 *Wed*

日記ログ 偽島12日

ぱみ日記12

 今日は、ヘリクリサムを探しにきました。
先日お会いしたニンゲンのお花屋さんなスズさんを、なかば強引に連れてきました。
彼女、ニンゲンにしておくには惜しい逸材ですよ。いつかどこかの樹に宿ってもらえないですかねぇ・・・・。

ヘリクリサムは、樹の根元に生えていました。
別名を麦藁菊といって、名前のとおり、麦藁帽子のような形をしています。花の色は、赤や黄色と色々あって、単色のものから複数の色を持っているものまで。花びらが多くて鮮やかな花です。

私は、どうしてもこの花がこの島で見たくて、ちょっと・・・どころでなくだいぶ、スズさんのお力を借りることにしたのでした。

ヘリクリサムの花は、最近よく訪れている樹のそばに生えていました。

その樹の上から歌声が聞こえてきました。



こっそり樹に登って、お礼に花を一輪置いてきました。
どうやら見つかっていたようで、こっそりでもなんでもなかったようですけど。

精霊らしからぬ行い、といわれれば、そのとおりですからね・・・。
まぁ、捕るのを見逃す賄賂のようですが、今日は笑って許してくれたようです。



今日も、月が綺麗です。




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月明かりの下で、永遠の歌声を耳にした、ヘリクリサムの花。
その歌をもっと聴きたくて 一輪、また一輪と、その場所に集まりました。

オルガニートから星のように音がこぼれ、月に向かって音が泳いでいきます。
まるで森の空に、流れ星が浮かんでいるようでした。
ヘリクリサムの花たちは、その光景を羨望の目差で見つめていました。

それが、この島の永遠のひとつだったのかもしれません。
ヘリクリサムの花たちは、その思い出をまた自らの永遠の追憶と数え
今日もこの樹の下で、花を咲かせるのでした。




紅色の花の精霊に、目覚めの声を与えられ、そしてこの地を離れるその時まで。


            「永遠の思い出」

ヘリクリサムの追憶は花の色となって、次の主人へと届けられます。
願わくば、その追憶が楽しいものとなって残りますよう。
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