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2010.07.23 *Fri*

34回に書いたあらすじ

今頃までに、日記に書きたいなぁと思っていたお話のあらすじを34回更新時に、やっと書きました。
と、とりあえず脳内設定を外に出せたぞ、みたいな
物語として面白いかとかは置いといて、終わる前にキャラの自己紹介くらいは出来たかな・・・・。

長いので畳んでおきます。

パーティメンバーのお二人
ENo.301 ラティルス・ヴィルデノウ さん
ENo.1871 徨旋魔王メイズェヴィエ さん

ENo.1604 かささぎ さん
をお借りしました。


気力と根性があったら、いつか形に・・・・できたらいいな・・・・・・。


前期キャラ、パミスについては、一応このあたりにあります。


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ロゼアは、ちょうど手の平ぐらいの大きさの、ピンクの花の精でした。
いつものように花の中で眠っていたとき、酒に寄った妖精に酒をかけられて、本人が気がつかないうちに人間の姿になっていました。

最初は驚いたロゼアでしたが、羽根で飛べないこと以外は自由に動き回れたので、遺跡外の街を彷徨っていました。
すると、酒場の主人に料理の腕と腕っぷしを買われたので、酒場に住み込みで働くことにしました。

この島にどうやって来て、どうして自分がここにいるのか、すっかり忘れてしまったロゼアでしたが、この島には「願いを叶える宝物」があると知り、それを探しに行くことにしました。
その宝物があれば、元に戻れるかも知れません。

この島は、大きな遺跡があり、その中に宝が眠るといわれていますが、遺跡の中は強力な敵が一杯いて危険だといいます。
そこで、酒場で張り紙をして、冒険者を募ることにしました。


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冒険者は2人集まりました。

一人は、木こりの青年、ラティルス君。大きな斧と、色んな作業袋を下げている、帽子の似合う青年です。
もう一人は、魔王?メイズェヴィエちゃん。性別も素性も謎に包まれた、魔王・・・といっても可愛い子どもです。

集まった冒険者は、傭兵のような腕に自信のあるタイプではなく、普通にキャンプでも行きそうなメンバーでしたが、ロゼアもどう見ても普通の酒場娘なので、お互い様でした。

どこに宝があるかわからないまま、とりあえず3人は遺跡に潜ることにしました。



遺跡の中は冒険者で溢れ返っていて、危険はあるものの賑やかな旅路でした。
道中、いろんな人に会いました。
ロゼアも、酒場娘としての生活にすっかり馴染んできて、このままでも良いかな、と思うようになってきました。


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そんなある日、不思議な贈り物を拾いました。
それは何故か花壇に落ちていたので、ロゼアは適当にその辺にいた友人に勝手に押し付けました。
その友人は、何故か親切にも、贈り先に届けてくれたようです。


その贈り物の持ち主は、ロゼアと同じ花の精でした。


花の精は、なくしてしまった贈り物がきちんと届いたことを知り、とても驚きました。
そこで、誰がどうやって届けてくれたのか、街に出て調べることにしました。

その花の精もまた、この遺跡を冒険したことがあったのです。
赤いおさげ髪を持つ、人間の姿になって。その頃は「パミス」と名乗っていました。
だから、この街には詳しかったのでした。


調べてみて、パミスは「届けてくれたのは2人だ」と知りました。

一人は、贈り先の精霊に縁のある者でした。残念ながらそれ以上のことはわかりませんでした。
それでも、縁のある者なら、贈り先に届けられるのも頷けます。

そしてもう一人は、「自称「花の精」のロゼア」だとわかりました。


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パミスは、驚きました。自称とはいえ、自分と同じ「花の精」だというからです。
そこで、ロゼアについてもっと詳しく調べてみることにしました。

すると驚くことに、自称「花の精」のロゼアは、以前自分が創った花の精だったのです。


以前は、森の力を吸収して力を得て、何体もの精霊を創り、従えていました。
そのうちの一人が、ピンクの小さなプリムラの花に宿る、ロゼアでした。

しかし今では、パミスは森の力を吸収することを止めています。その反動で、だいぶ力が弱まってしまいました。
人の姿を取って具現化するのも、頻繁には出来ないほどに。



それなのに、自分の傘下であるはずのロゼアは、人の姿を取って生活しているではありませんか。



パミスは、何故ロゼアが花の精から人間の姿になれているのか、考えました。
彼女の出した答えは一つ。つまり・・・・

今はロゼアが、パミスの代わりに森の力を吸収しているのだ。

ということでした。


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パミスから創られたロゼアが、小さな手の平サイズのロゼアが、森の力全てを受け入れられるはずもありません。
供給されてくる力を制御する術も知らないでしょう。知ったとしても、制御する力もないかも知れません。
しかし、ロゼアはまだ普通の人間として生活しています。
そろそろ、精霊としての許容量を超えてしまうはず。

助けてあげたいけれど、「力の供給を止めること」に自分の力を費やしてしまったパミスには、今のロゼアほどの力も残っていません。
しかも、パミスの知る限りでは、この森・・・遺跡に眠る力は、とても危険なものです。
狂い、痛み、全てを変質させてしまう力。

結局パミスは、この遺跡に留まり、見守ることしか出来ませんでした。
「願いを叶える」・・・・・・遺跡に眠るその言葉を、信じて。


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一方ロゼアにも、異変が現れていました。
ずっと「自分は酒が掛かって、酒神の加護を得たのだ」と信じていました。
その「自分の中に眠る酒の神」が、どこからかロゼアに語りかけます。

”お前の精霊の力は失った。森のマナの力で存在している” と。

「自分の中に眠る酒の神」が言うには、自分の力で存在出来ているにすぎないと。
そしてその力は、この遺跡の中に充満する、マナの力だと言うのです。


ということは当然、遺跡のマナの力がなくなれば消滅します。


ロゼアは、人間として生活してきて、人間になれたら良いなと思っていました。
そして、自分が精霊であると、ずっと信じてきました。
しかし今では、親精霊であるパミスの存在も知覚出来ないほど、精霊の力が希薄になっていました。
親精霊を忘れてしまいそうなほど精霊の力は消えかけていましたが、それでもどこかで「自分はまだ花の精だ」と信じてきました。


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ここにいる自分は何だろうと、自信をなくしかけていたロゼアは、赤い鉢植えのところに行きました。


以前みつけた「不思議な贈り物」は、友人が無事に届けてくれました。
しばらくしてその友人から、別の贈り物を預かりました。
どうやら、贈り先の人物が、返事を届けてほしいというのです。

とはいえ、ロゼアは「不思議な贈り物」を誰が落としたか知りません。
そこで、酒場の赤い花の鉢植えに、とりあえず置いておきました。
すると翌日、「贈り物の返事」はなくなっていました。そのかわり、沢山の赤い花びらが、綺麗に文字を模っていました。

ロゼアは、そんな不思議な赤い鉢植えが、自分に勇気をくれる気がしました。



夜、鉢植えを見つめていると、赤いおさげの、小さい女の子が見えました。
彼女が誰か分からないけれど、沢山のことを教えてくれました。

最後に、励ましてくれました。

「あなたなら、きっと大丈夫です。自信を持ってください、プリムラの精なのですから。」


夜を司るあの方の力を借りているから、あなたには夜しか会えないけれど・・・・・・。
そう言い残して、おさげの女の子は消えて行きました。


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気付くとロゼアは、酒場のテーブルに突っ伏して寝ていました。
いつも通りのいい天気、いつも通りの酒場。

「自分の中に眠る酒の神」の声は聞こえないし、「赤いおさげの女の子」も、どこを探しても見当たりません。
本当に見聞きしたものなのか、夢だったのか。どちらかわからないくらい、いつも通りの一日が過ぎました。


この島は、本当に「願いが叶う宝物」が眠っているのでしょうか。
今はまだ、わからないことだらけ、ですが。
何が起きても、自分の信じたように歩こう、と。ロゼアは固く心に誓ったのでした。


大好きなビールのおともに、もやし料理をつまみながら。


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